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読み:プレシピス 意味:断崖絶壁
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Incarnate・Abyssal カードタイプ:Monster/モンスター エキスパンション:Root of Corruption(Advance) 英語版 Card Name Number Class Ambusher Health Gold EXP VP Text Decay Incarnate 2 Incarnate・Abyssal・Level3 6 2 2 5 Physical Attack required.Magic Attack required.Trophy Each hero suffers Attack -1. Discord Incarnate 2 5 0 3 5 Battle Reveal the top card of your deck. Add its gold cost to this card s Health. If it has a gold cost, destroy it.Trophy Cards cost 1 extra gold. Horror Incarnate 2 8 3 3 6 Add Health +2 if there is Darkness in this rank.Trophy Dungeon Gain 1 curse. Neglect Incarnate 2 8 3 3 6 Battle Each hero suffers Strength -3.Aftermath Destroy 1 hero with Strength lower than that hero s level.Trophy Discard down to 5 cards. You draw 1 fewer card when you draw cards. War Incarnate 2 11 2 4 8 You can only select this monster to fight if you have an equipped hero.Immune to Magic Attack.Trophy Ignore 1 hero with the highest strength. 日本語版(仮訳) カード名 枚数 分類 アンブッシャー ヘルス 金貨値 経験値 勝利点 テキスト 衰微の化身 2 インカーネイト・アビサル・レベル3 6 2 2 5 物理攻撃が必要。魔法攻撃が必要。トロフィー:各英雄は攻撃-1を被る。 不和の化身 2 5 0 3 5 戦闘:山札の一番上を公開する。その購入コストに等しいヘルスを加える。それが購入コストを持っているなら、それを廃棄する。トロフィー:購入コストは1増加する。 恐怖の化身 2 8 3 3 6 このランクに暗闇があるなら、ヘルスに+2を加える。トロフィー・ダンジョン:呪い1枚を得る。 無視の化身 2 8 3 3 6 戦闘:各英雄は体力-3を被る。余波:体力未満のレベルを持つ英雄1体を廃棄する。トロフィー:手札が5枚になるまでカードを捨てる。あなたがカードを引く時、1枚少なく引く。 戦争の化身 2 11 2 4 8 武器を装備している英雄がいるなら、戦闘の対象としてこのモンスターしか選ぶことが出来ない。魔法攻撃無効。トロフィー:最も体力の高い英雄1枚無効。 カード解説/CARD GLOSSARY カード分析 平均ヘルス/金貨値/経験値/勝利点 = 所感 様々な災厄を名に冠するAbyssalたち。それに相応しく性能も凶悪なLV3のモンスターである。 高い経験点と勝利点は魅力だが、討伐難度が高めであり、かつ全ての個体がマイナスのトロフィーを持つ。それぞれが狩りを妨害する能力を持っているが、その内容はバラバラであり統一した対策は立てにくい。 War Incarnateの、武器を装備した英雄を引き寄せる特性はかなり厄介。ヘルスが高く魔法攻撃無効なので、魔法の武器などに頼った構成のデックでは、こいつがいる限り狩りを進めることが出来なくなる。 Neglect Incarnateの体力減少やWar Incarnateの高体力英雄を無視するトロフィーも武器が主力のデックにとってはキツい。よほど優秀なものでなければ、魔法の武器はIncarnate相手は不利と考えられる。 Decay Incarnate、Horror Incarnateは勝利点の割には倒しやすい部類。しかしトロフィーはかなり厳しい内容になっている。 Discord IncarnateはPlunderwing・Slaughterwingと同じ能力持ち。やはりバクチになるが、ヘルスは低いので運さえ良ければ序盤でも狩れる可能性は十分ある。 マイナスのトロフィー持ちばかりなのでディスカード能力を持つカードは有効Skinshifter、Learned、Reckless Conjureなど。 狩りやすいカード 苦手とするカード クラシック版カード使用時
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Abyssal Specter.jpg) "Open the gates, and bid them enter." ――Lim-Dûl, the Necromancer アイスエイジ imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Abyssal Specter2.jpg) 傍らにかがむ神秘の影よ 汝は何者? いずこよりここへ? ――スティーヴン・クレイン「傍らにかがむ神秘の影よ」 "Mystic shadow, bending near me, / Who art thou? / Whence come ye?" ――Stephen Crane, "Mystic shadow, bending near me" 第5版 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Abyssal Specter3.jpg) その頭巾の下を見ることは、死を招き寄せるということだ。 To gaze under its hood is to invite death. 第7版 第8版 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Abyssal Specter4.png) 囁き声の合唱を、聴くというより感じるように飛ぶ。 It rides to a chorus of whispers that are more felt than heard. モダンマスターズ2017 【M TG Wiki】 名前
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大きさ 42×27 ステージ製作者 でぃお 戦闘に関して とても縦長なフィールド。 簡単に背後を取ることができるので特に動き回ることを意識する。 また夜間は特に水中への視界が悪くなるので隠密行動に適しているかもしれない。 近接戦闘が多いので、サブマシンガンやショットガンなどの武器が有効か。 備考 もともとはMGS3のドリノヴォドノというステージをイメージしていたんですが、 どうもジャングルとは言えない雰囲気に。ほぼ原形は無し。 ちなみに川に落下しそうな場合、着水と同時に浮上すれば確実に助かる模様。 ちなみに読み方は"プリシピス"
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Abyssal・Malformed/アビサル・マルフォームド カードタイプ:Monster/モンスター エキスパンション:Thornwood Siege/ソーンウッドの猛襲 英語版 Card Name Number Class Health Gold XP VP Text SPIKE LASHER 3 ABYSSAL・MALFORMED 7 2 1 4 BATTLE Destroy all Food Items. Gain 1 Disease for each Food Destroyed. GHOST TOXIN 2 8 2 2 4 BATTLE Destroy 1 Light Item. Gain 1 Disease if one is destroyed. SNAKEWYRM 2 8 2 2 5 BATTLE Destroy 2 Militia. Gain 1 Disease for each Militia destroyed. SPIDER BLOAT 2 9 3 3 6 BATTLE Destroy 1 Fighter. Gain 1 Disease for each level of that Fighter. DEATH POLYPS 1 10 3 4 7 BATTLE Destroy 1 Monster. Gain 1 Disease for each XP that Monster was worth. 日本語版 カード名 枚数 分類 ヘルス 金貨値 経験値 勝利点 テキスト スパイク・ラッシャー 3 アビサル・マルフォームド 7 2 1 4 戦闘:すべての食料アイテムを廃棄する。廃棄した食料1枚につき病気1枚を得る。 ゴースト・トキシン 2 8 2 2 4 戦闘:明かりアイテム1枚を廃棄する。廃棄したなら、病気1枚を得る。 スネイク・ワイアーム 2 8 2 2 5 戦闘:民兵2枚を廃棄する。廃棄した民兵1枚につき病気1枚を得る。 スパイダー・ブロート 2 9 3 3 6 戦闘:戦士1枚を廃棄する。廃棄した戦士のレベル1につき病気1枚を得る。 デス・ポリプス 1 10 3 4 7 戦闘:モンスター1枚を廃棄する。廃棄したモンスターの経験点1につき病気1枚を得る。 Thunderstone Advanceルール使用時変更点 レベル表記追加:Level2 カードを廃棄するBattle Effect/戦闘効果はAftermath Effectに変更されます。 上記以外の戦闘効果は変更されません。 Militia/民兵を参照する能力と効果全ては、Regularも同様に扱います。 カード解説/CARD GLOSSARY エラッタ カード分析 平均ヘルス/金貨値/経験値/勝利点 = 8.4/2.4/2.4/5.2 所感 Malformedとは奇形の意。その名に違わぬ異形の魔物たち。複数の生物を強引に合成させたようなデザインが印象的。 高い平均ヘルスを誇る種族。最下位のSpike Lasherですらヘルス7とDragon/ドラゴン級。その分、金貨値・経験点・勝利点のいずれも高め。 腐敗を司るのか特殊能力はカード廃棄と病気が連動したものとなっている。廃棄能力もちだがその特性上圧縮には使えない。 廃棄能力が発揮されるのは戦闘後なので、討伐の直接的な障害にはならない。ヘルスは高めなものの火力を確保しさえすれば安定して狩れるので結構美味しい獲物である。 火力確保のために攻撃値が高めな戦士系を雇用したいところだが、Spider Bloatに引っかかるのは不味い。また、病気の対処のために僧侶を多めに雇用すると火力不足になる可能性がある。メインとなる英雄の選択は悩みどころ。 Death Polypsは全モンスターでも4体しかいない経験点4点持ち。勝利点も高く、このクラスの獲物としては比較的狩りやすい方なのでなんとかして倒していきたい。 関連カード 狩りやすいカード 苦手とするカード
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Abyssal・Thunderspawn/アビサル・サンダースポーン カードタイプ:Monster/モンスター エキスパンション:Doomgate Legion/宿命の軍団 英語版 Card Name Number Class Health Gold XP VP Text TENDRIL MINION 2 ABYSSAL・THUNDERSPAWN 4 1 1 2 BATTLE Gain one Disease, plus one additional Disease if you have any revealed Disease cards. RAZORBACK 2 5 1 1 3 BREACH Each player reveals the top five cards of their decks and destroys all revealed Archers.BATTLE Destroy All Archers. REGICIDE 2 6 2 2 3 Immune to Magic Attack.BREACH Each player reveals the top five cards of their decks and destroys all revealed Clerics. THE BLOODLESS 2 7 2 2 4 BREACH Each player reveals the top five cards of their decks and destroys all revealed Wizards.BATTLE Destroy the Hero with the highest Total Attack Value. USURPER 2 8 2 3 6 Immune to Magic Attack.BATTLE Destroy all but two revealed Heroes.Spoils(Village). 日本語版 カード名 枚数 分類 ヘルス 金貨値 経験値 勝利点 テキスト テンドリル・ミニオン 2 アビサル・サンダースポーン 4 1 1 2 戦闘:病気1枚を得る。あなたが手札から病気カードを公開しているなら、追加で病気1枚を得る。 レイザーバック 2 5 1 1 3 ブリーチ:各プレイヤーはデックの上から5枚のカードを公開する。そのなかから射手をすべて廃棄し、残りのカードを好きな順番でデックの上に戻す。戦闘:すべての射手を廃棄する。 レジサイド 2 6 2 2 3 魔法攻撃耐性ブリーチ:各プレイヤーはデックの上から5枚のカードを公開する。そのなかから僧侶をすべて廃棄し、残りのカードを好きな順番でデックの上に戻す。 無情 2 7 2 2 4 ブリーチ:各プレイヤーはデックの上から5枚のカードを公開する。そのなかから魔術師をすべて廃棄し、残りのカードを好きな順番でデックの上に戻す。戦闘:合計攻撃値が最大の英雄1枚を廃棄する。 簒奪者 2 8 2 3 6 魔法攻撃耐性戦闘:公開中の手札に含まれる英雄を、2体残してすべて廃棄する。戦利品(村)。 カード解説/CARD GLOSSARY Usurper:アクティブプレイヤーが公開している英雄が2枚以下のとき、廃棄される英雄はいません。 エラッタ カード分析 平均ヘルス/金貨値/経験値/勝利点 = 6.0/1.6/1.8/3.6 所感 2つ目のAbyssal。デーモン風なデザインのモンスターが多かった初代と比べ、いまいちデザインに統一性がない。 統一性が無いのは能力の方も同じで、掴みどころの無い印象。 ブリーチによる英雄廃棄は脅威。運が悪いと主力級英雄を吹き飛ばされる。山札と捨て山の内容を確認して安全そうな時にブリーチを誘発させたり、ブリーチする前に戦闘を仕掛けるなど対策を取りたいところ。が、RazorbackとThe Bloodlessは戦闘効果でも英雄廃棄を持つので中々面倒。特にArcher使用時のRazorbackは相当にうざったい存在と言えるだろう。 戦士・盗賊は対応するブリーチを持つモンスターがいないので安心出来る。 報酬の美味しさや能力の脅威度を考慮するとRegicide、Usurperが比較的良質の獲物と言えるが、これらは魔法攻撃無効を持つ。Undead・Stormwraith/アンデッド・ストームレイスやUndead・Lich/アンデッド・リッチほどではないが魔法攻撃系カードには辛いモンスタークラス。またRegicideやThe Bloodlessのブリーチ能力もあるので魔術師、僧侶系を使う場合は苦戦を覚悟しておこう。 関連カード 狩りやすいカード 苦手とするカード Thunderstone Advance対応版 レベル表記追加:Level1 カードを廃棄するBattle Effect/戦闘効果はAftermath Effectに変更されます。 上記以外の戦闘効果は変更されません。 Militia/民兵を参照する能力と効果全ては、Regularも同様に扱います。
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Abyssal・Darkspawn/アビサル・ダークスポーン カードタイプ:Monster/モンスター エキスパンション:Heart of Doom/最後の血戦 英語版 Card Name Number Class Health Gold XP VP Text THRALL 3 ABYSSAL・DARKSPAWN 4 3 1 2 This Monster’s Light Penalty is 3 (instead of 1) while in the first rank. Will not leave the Hall until defeated. WHISPERER 4 5 2 2 4 This Monster’s Light Penalty is 4 while in the first rank and 3 while in the second rank (instead of the normal Light Penalties). Will not leave the Hall until defeated. DREAMTWISTER 2 6 1 3 6 This Monster’s Light Penalty is 5 while in the first rank and 4 while in the second rank (instead of the normal Light Penalties). Will not leave the Hall until defeated. PIT FIEND 1 7 1 3 7 This Monster’s Light Penalty is 6 while in the first rank, 5 while in the second rank and 4 while in the third rank (instead of the normal Light Penalties). Will not leave the Hall until defeated. 日本語版 カード名 枚数 分類 ヘルス 金貨値 経験値 勝利点 テキスト スロール 4 アビサル・ダークスポーン 4 3 1 2 1ランクにいるなら明かりペナルティは3になる(1ではない)。ホールから取り除くには倒さなくてはならない。 ウィスパラー 3 5 2 2 4 1ランクにいるなら明かりペナルティは4になる、2ランクにいるなら3になる(通常のペナルティではない)。ホールから取り除くには倒さなくてはならない。 ドリームツイスター 2 6 1 3 6 1ランクにいるなら明かりペナルティは5、2ランクにいるなら4になる(通常のペナルティではない)。ホールから取り除くには倒さなくてはならない。 ピット・フィーンド 1 7 1 3 7 1ランクにいるなら明かりペナルティは6、2ランクにいるなら5、3ランクにいるなら4になる(通常のペナルティではない)。ホールから取り除くには倒さなくてはならない。 カード解説/CARD GLOSSARY エラッタ カード分析 平均ヘルス/金貨値/経験値/勝利点 = 5.1/2.0/2.0/4.1 所感 英語版ではThrallの枚数が3枚、Whispererが4枚だが日本語版ではスロールが4枚、ウィスパラーが3枚と入れ替わっている。アークライトのエラッタに曰く、日本語版はこの封入されている枚数で適正とのこと。 暗闇を作り出す能力を持つアビサル。他のモンスタークラスと違って4種類しかいない。 倒される以外の方法ではダンジョンホールを離れることはない。このため、倒しにくい上位二種はホールに長く留まることが多い。彼らへの対策を怠るとダンジョンに手出し出来ないターンが増えがちである。 特徴はもちろん明かりペナルティの大きさ。浅いランクに来ると逆に明かりペナルティが増える。明かりの確保をきっちりと行わないと中々倒せない。 逆に、明かりさえ十分ならば他に妨害能力を持たず、ヘルスも低めなのであっさり落ちる。報酬も魅力的なのでちゃんと対策してきっちり狩って行こう。特にWhispererはそれほど強くない割りに2経験点と4勝利点を持ち、個体数が多いので注目の獲物。 Blind Grandmaster/ブラインドの修道長の明かりペナルティ無視がこの上なく輝く相手。・・・ではあるのだが、どうやってLV3まで上げるのかが問題。 関連カード 狩りやすいカード Flame/フレイム:余剰の明かりの分だけ追加攻撃を得る能力を持つ英雄。この能力のために明かりを集めていけば自然にDarkspawn対策も仕上がる。 Flask of Oil/油壺:廃棄することで攻撃+3、明かり+3を供出する武器。通常の戦闘では明かり+3は過剰になることも多いが、Darkspawn相手ならば無駄になることはあまり無い。 Lightstone Gem/ライトストーン・ジェム:強力な明かりアイテム。Darkspawn狩りにはもってこいの一品。 Banish/バニッシュ:強力なホール操作能力を持つ呪文。通常とは逆に、ランク1に来たDarkspawnをランク3に押し戻してから狩る。 苦手とするカード Magic Missile/マジック・ミサイル 対ランク1特化攻撃呪文。ランク1で最も強くなるDarkspawnには分が悪い。 Tholis/トーリス LV2の、ランク1のモンスターをダンジョンデックの上3枚のいずれかと交換する能力が売りの英雄。Darkspawnをこの能力で交換することは出来ない。 Thunderstone Advance対応版 ・レベル表記追加:LV2
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autolink 深淵の迫害者/Abyssal Persecutor (2)(黒)(黒) クリーチャー ― デーモン(Demon) 飛行、トランプル あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。 6/6 《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》をGathererで確認 《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》をGoogleで検索 《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元:Wisdom Guild様 2011 / 12 / 17
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Leap the precipice ◆MobiusZmZg 逃げだせば、追撃が待ち受ける。 共闘を申し出れば、哄笑ののちに袖にされる。 仮に、相手の質問に対して黙りこんでしまったのなら―― 問われた男、マクスウェルに待ち受ける結果など、今さら計算するまでもない。 そして、彼に問うた側である男。『超』天才とやらは、退屈そうな表情を隠そうともしなかった。 泥のような欲望に濁った瞳に浮かぶものは微笑み。親しみなど微塵もない、嘲笑との形容が至当な顔つきだ。 ならばここは鉄火場/正念場/崖っぷち。 眼前にあるのはどう転んでも、何を選んでもマイナスしかない選択肢。 「私、は――――」 それでも、高速で綾なした演算の果てに、マクスウェルは口を開いてみせた。 何も行わずにゼロを選ばざるを得なくなるよりも、様々な要素を計算した上で、1を―― いや。0.1を、あるいは0.01を、はたまた0.001かもしれない確率を、自らの手で1に近付けてみせる。 50:50ではなく100%がふたつある箱の中で、自身の望む結果をこそ選びとってみせようではないか、と。 「寡聞にして、ノアという“機械”のことは知らない。 だが、奴の使っていた“兵器”と、先ほどそちらが見た“遺産”については、まったくの無知ということもない」 そのためにマクスウェルが打った第一の手は、“正直に話すこと”であった。 真っ正直な札を切った論拠は、先刻、天才を自称した男自身が語っていたことだ。 「ふーん……機械に、兵器。遺産ねぇ。 念のため聞いとくが、それが嘘っぱちって可能性はないだろうな?」 「彼の末路を目にすれば、嘘が露見した後の生存率など計算するまでもないはずだ」 先ほど、彼の話を聞いた無法者。額にクラブのマークを刻んだ男の顔は、いまや見る影もない。 その男に向かって、ジャガンと名乗った相手は「ノアの技術を求めている」と言ったのだ。 加えて、彼の過ごす次元の文化レベルも、先刻までの様子から多少は推測出来る。 先祖の鎧と、異文化の鎧を同列にみる部分をかんがみれば、剣と魔法が支配している文明にあることは分かった。 しかして、無法者に支給されていた移動式、あるいは搭乗式ともいえる大筒に首をかしげていた部分は違う。 この点からデブチョコボに火薬を食わせてキャノン砲を作ったとの伝承や、飛空艇の墓場で見た魔キャノンなどから大筒を連想出来たマクスウェルに比べ、ジャガンの故郷は……少なくとも魔学の方面においては遅れているとの推測がかなった。 「で、戦車? こういう鉄のカタマリが、輓馬(ばんば)もなしに動くとか言うワケ?」 「ああ。精製した石炭や、ある種の油を使って動くとの話を、ゴーグの機工士から聞いたことがある。 この堅牢さだ。攻撃だけではなく、陣地の作成にも向いていると言えるだろうな」 案の定、機工都市の深層にでも埋もれていそうな武器のことを、ジャガンは知らなかった。 対するマクスウェルには、専門的とまではいかないが聞きかじり程度の知識はある。 儲け話で見つけた“空想魔学小説”における飛空艇の砲撃や、士官候補生仲間の妹を助けに向かった“飛空艇の墓場”のおかげで、算術士には「引いて動かすくらいなら、乗って動かす」ものの機構にもあたりがつけられた。陸戦を指揮する士官くずれとしても、こうした兵器を利用して地形を面でとらえ、確保することの有用性が理解できる。 「そんで、お前――こんだけの情報で俺に取り入るつもり? 説明してもらったのはいいケド、ぶっちゃけ、お前本人が機工士じゃないんだよなぁ?」 ノアのもつ技術や情報を求めるジャガンが、自分ではなく本職の側に興味を向けることもだ。 「剣の一本で、私の命を買うというのはどうだ」 この勇者にごまかしが通じない点を改めて理解したために、マクスウェルは二枚目の札を切る。 鬼に金棒となってしまいかねないのが恐ろしいところだが、口で誤魔化されなかったのだから仕方がない。 「さっきの一部始終は聞こえてたもんなぁ。出し惜しみしないのは正解だよ、オマエ」 品性など生まれる前にかなぐり捨てたような男の笑い声を聴きながら、算術士はひと振りの剣を取り出した。 黒く艶出しした刀身に白金の装飾がなされた両手剣は、いかにも名剣といった風合いをしている。 「説明書きにいわく、古代の人間からは“運命の剣”と呼ばれたものらしい。 たった一度だけ、どんなものでも断ち切る力を持つとのことだ」 首で寄越すように指示するジャガンに従って、マクスウェルは説明書きと剣とを彼に渡す。 しばらく経って、刀身を確かめるようにしていた勇者が、算術士の肩を刃で叩いた。 「で、オマエで切れ味を確かめるって言ったら、そっちはもうオシマイだな。 算術だのなんだの、寝言で俺を煙に巻こうとした結果がこれだと、報われない話だろうよ」 「ああ。その時は機工士どころか、私の仲間との繋がりも失われるだろう。 足手まといを増やさない考えは理解出来なくもないが、示威行為は高い確率で反撥と復讐を呼ぶものだ」 冗談を交わすかのように軽薄な語調に反して、ぴたぴたと押し付けられる金属の重みは本物である。 一度だけ、すべてを断ち切る剣。それを構える男は牛鬼のように下卑た表情の奥底に、冷たいものを沈めていた。 「いくら相手を断ち切ろうとも、そこに他者がいるかぎり、人の絆だけは切れはしない。 ……それは、貴殿が望むところではあるまい」 遊び半分。つまりは真剣が半分の彼の瞳を真っ向から見据えて、マクスウェルは言葉をつむぐ。 ここにシュウがいたのなら、あるいは団結もかなったのかもしれないが――仮定は演算に含められない。 ならば、逆だ。図星を突かれてバーサク状態となる魔物のように、言葉でもってこの男の注意をそらすしかない。 そらして、自分の最後の支給品である“無用の長物”を、最大限に活用してやるしか活路はない。 この男に殺されず縛られず。それこそが、ここに立つ算術士の勝利条件なのだから。 「戦争は数。全体は部分の総和に勝る。 ただの人間が知識も無くして、単騎で兵器の群れに立ち向かったならどうなる? 貴殿はそれの分からない王者ではないだろう」 「じゃあ、なんでお前はその瓶を持ってやがる。俺が王者だってコトを知ってるってのに、なあ? 牙を剥く相手を選ばないんなら、延命を申し出た意味だって――」 だが、剣を好んでも剣に魅入られるようでは、勇者とは務まらないものなのだろう。 冷静きわまりないジャガンの指摘を押し退けて、繊細なガラスで出来た瓶が、ゆったりと宙を舞った。 崖っぷちから飛び降りたマクスウェルのフォームは、先刻の勇者がみせたそれとは天と地ほどの差がある。 「……バカだねぇ。まさか、この俺が素直に斬るとでも思ったか」 ぎこちなく投げられた瓶の中でゆらめく流体を見た勇者は、哄笑とともに瓶を避けてみせた。 中身を劇物と判断し、握った剣を振ろうともしない判断は、流石に単騎で竜王討伐を命ぜられた勇者である。 視力も戦術眼もたっぷりと備えている男は、『セッティエムソン』との流麗な文字列だけを認めて振り向かない。 * * * セッティエムソン。 ジャガンは知る由もないが、女性用香水のひとつである。 そのなかでも樫の木に生す苔や樹皮からとれる香料をベースにした、落ち着いた風合いの逸品だ。 また、イヴァリースの日常を生きる民草にとっては豊かさの象徴となる革の香りを含むのも特徴である。 豊かさという面では貴族に、武具や馬具と革は切り離せないという点では、戦いに出る女性に相応しいと言えよう。 香料の濃度、いわゆる賦香率も高く、様々なフレグランスのなかで唯一“香水”の表記が許される高級品でもあった。 * * * 貴重な中身をたたえた瓶は軽い音をたてて、勇者の背後を守っていた木に当たる。 だが、薄い硝子は木の死節に乗るようにして破損を避け、俯角をつけて跳ね返った。 その軌道上に待っているのは、瓶を避けた男が身に付けた鎧直垂、金属で出来た草摺の突起部だ。 いくら計算しようとも、奇跡は二度も続かない。 『角度よし。瓶が破損し、中身が相手にかかる確率は94%』 むしろ、この接触までがマクスウェルの計算である。 刹那、頭に“Eau de(水の)”が付かないパルファンが、勇者の下半身を包む布地に惜しげもなくぶちまけられた。 鎧の持ち主であるジャガンも、瓶を投げたマクスウェルも、揮発性の高いエタノールの刺激に目を細める。 片手で口許をかばう間にも、呼吸するほどに喉を焼く酒精と香りの暴力は二人を包んでいった。 「窮鼠猫を噛む、ってか。やられたよ。なかなか、健気に頑張ってくれるもんじゃねえか」 そして、咳を誘う“霧”から抜け出した勇者の声は、体内を焼こうとする酒精以外のなにものかによって―― 「だが、俺に唾を吐いた覚悟は……出来てんだろうなァ?」 ルカヴィ(悪魔)のそれを思わせるほど悪辣に歪んでいた。 目と鼻をやられたためか、技巧も介さぬ運命の剣が、瞑目したマクスウェルの太股を狙ってひらめく。 自身に汚水をぶちまけた者を、簡単には殺さない。ゆえに、まずは足を殺すというところか。ときにすべてを断ち切るとも言われる刃は、あえてその場を動かない青年の肉を引き裂いてゆく。 『視覚・嗅覚の不全。わすかな体勢の崩れ。この斬撃が致命傷とならない確率は62%』 普段の計算からすれば低きにすぎる確率も、先ほどの無法者が引いた“100%”を考えれば十分に高い。 実際、ベストコンディションならば四肢を持っていったであろう斬撃は、太股の肉を抉るに留まっている。 そうなれば、ほとんど無手でいるマクスウェルにも、今のジャガンに対する勝ち目があった。 『私に加えられたダメージを概算。この痛みと傷の五割を、わが気を乱した元凶へ平等に“分け与える”』 算術を学ぶにあたって修めた、万物を支配する陰陽の均衡を、マクスウェルは脳裏に掲げてみせる。 “陰”にダメージを受けた自分を、“陽”にダメージを与えたジャガンを代入して、即座に図式を完成させた。“陰陽の気は循環し、等しく保たれている”ことが天地自然の理、前提であるとするのなら、“二者のあいだで陰陽の均衡が崩れ、一方が血を流してゆくという現況は前提に矛盾する”との答えは容易に導き出される。 この答えが、物理的にはいかに理不尽な空論であろうとも、数字の世界に生きるマクスウェルにとっては関係ない。 それは不自然、それは背理。それは神の作りたもう世界の姿ではないのだと――。 術式を構成する真言を、算術士は胸中で高らかに謳いあげる。 「が、ッは……!」 果たして、マクスウェルの受けたダメージはジャガンと『分配』された。 宇宙の青さを有する光が弾けた瞬間、勇者には裂傷が、算術士には癒しの光が、それぞれ割り当てられる。 腿を袈裟に薙いだ重症も、ふたりで負えば軽症となりえた。 「不変なる律を聞けッ!」 苦痛に耐えながら、算術士が即座に切った札は『レベル5不変不動』。 生物すべてに宿る陰陽の気を操って行動を不可能とする、陰陽術の基本であった。 “5”。腰が安定しなかったとはいえ、ジャガンのもつ斬撃の鋭さから計算した彼の強さの節目がこれだ。 戦士は石を積むように経験を積み、ふとした瞬間にひと皮むけて、段違いに強くなるものだと言われる。そうした節目や時・場所といった要素と術式を噛み合わせ、特定の者に魔法をかける技が、算術の基礎にして粋である。 むろん、他からの干渉に対する抵抗力を持つ者に使う補助魔法が、必ずしも効果を表すわけではないのだが―― 『あれほどの黒魔法を行使する者が、超自然の現象を“信じている”確率は七割を超える。 ひるがえって、私と彼が最悪の星座相性である確率は、わずか十二分の一に過ぎない』 先刻、ジャガン本人が放った攻撃魔法の威力こそが、マクスウェルを楽観せしめた。 そして彼の計算どおりに、勇者は動きの一切を止められる。その背に負わされているのは、陰の気の塊だ。 算術に専念出来るようになったマクスウェルは、そこに『レベル5スロウ』を重ねて時間を稼ぐ。 「この場で私を殺せば、どうなるか。それは既に分かっているだろう。 脱落者として呼ばれる私の名と、私の世界にある香水。そして、私を殺した者を結びつけるのは難しい話ではない。 私以外の仲間がここに呼ばれている確率も、低いものとは言えないさ」 断片的な情報から、私の仲間が最悪の事態を想像する確率は68%。 彼らが最悪の事態に思い至った場合は、97%の確率でお前と敵対することになる。 すらすらと説明したマクスウェルは、「分の悪い話ではない」とうそぶきながら笑ってみせた。 「そもそも、こんな場所で強い匂いを漂わせる者に違和感を感じる確率は、概算の段階でも九割以上となる」 同時に『CT4ヘイスト』の、素早く回る時計の幻影が算術士の影と重なった。 速度を増した時の流れは、術式を編んだマクスウェルだけを包み込み、祝福している。 相手の動きを緩慢にする時魔法・スロウが、両者が行動を行うまでの準備時間をずらしたのだ。 「……では、いったん別れるとしようか。 あれに対抗するにあたって、互いの価値を理解出来るなら。次こそは友好的にいきたいものだな」 周辺にある遮蔽物を見極めながら、最後に彼が選んだ算術は『レベル3ケアルガ』。 術式が生んだ祝福の風は、二等分されて浅くなった両者の傷をふさいで夕空へ流れる。 迅速に火消しの詠唱を終えた算術士がきびすを返すさまに、揺らぎは微塵もない。 一時とはいえ動けなくなっても、このジャガンの前で隙や弱味をさらすわけにはいかなかった。 『爆音ではなく、空気との摩擦熱で何かが燃え尽きる音は……メテオか、それに準ずる魔法である公算が高い。 山岳地帯で、わざわざ姿をさらすような輩もいるのか、派手な魔法を使わざるを得なかったのか、どちらだ?』 外見だけの平静さを保ち続ける一方、彼の頭は回転を止めるということがない。 ここから北西、遮蔽物の多い山岳地から聞こえた特徴的な音響に、一体どう対応したものか。命のかかった正念場を抜けたとしても、待っているのは修羅場か博打場か、はたまた別の岩頭であるのだろうか。 運命の一節を冠した剣を手放した今、なんとも洒落にならない予感が脳裏によぎってしまったが、それでも。 マクスウェルはもう一度、唇に微笑をうかべてみせた。 【一日目・夕方/D-2 北部・森】 【マクスウェル(男算術士)@ファイナルファンタジータクティクス】 [状態]:中度疲労、左太股に裂傷(処置済み)、ヘイスト(時間経過で解除) [サポートアビリティ]:銃装備可能 [装備]:デリンジャー(30/30)@魔界塔士SaGa [道具]:支給品一式 [思考]:仲間を集めてノアを打倒する。 1:可能な限り遮蔽物を確保しつつ、この場から退避 2:ジャガン、派手な魔法の爆心地を警戒しておく [参戦時期]:Chapter4・飛空艇の墓場に到達している [備考]:Lvは3の倍数。リアクションアビリティ「ダメージ分配」を習得ずみ。 * * * 呪縛が解けたと同時に、ジャガンは空いた左手を眉間にやった。 ふ――と漏れた吐息に篭った、凄絶ともいえよう熱は、ダースドラゴンの炎もかくやと思わせる。 「ク……ハハ……ハハハハッ……」 デイパックから水を取り出しつつ、男は吐息を哄笑に、哄笑を嗤笑へと変えた。 ああ、畜生。鼻が痛む。揮発した酒精のおかげか、ボトルの水で目をすすいでもなお痛む。 匂いのもとが柑橘類だろうと花だろうと苔だろうと、ここまで濃いならどれも同じとしか思えない。マイラの村でひと晩ぱふぱふに明け暮れても染み付かないだろう匂いが、芳香の原液だとは信じられない。 『……とか言うとでも思ったか? この、酸いも甘いも知った勇者様がよぉ。 あの王さんどもと同じに、骨に染み付いた生臭みを薄めた残りカスが美徳とか言われてんだよ。 心からの礼だの、祈りだの、賛美だの――クソの役にも立たねえが、言った方の対面は保てる美辞麗句ってヤツがな』 よそゆきに着飾った言葉とともになされた、粗末な支給。 勇者として見込んだ自分が“はずれ”だった際に打撃を受けないような自己保身の顕現。 ラルス16世の政治的手腕とやらを知るジャガンにとって、貴族のつける香水は、まさに彼らを象徴するものだ。 そんな品物でもって、自分はハメられた。算術などという、机上の空論であろうものに遅れを取ったのだ。 限界を突破した怒りは、男の顔から表情を消せしめた。死霊の騎士のごとく、手にした剣だけが陽光を照り返す。 ……ああ、そうだ。絶対の支配者を、マクスウェルとやらはとことんコケにしてくれたワケだ。 だったら、あいつに相応しいのは、ただの死に方ではあり得ない。 『お前自身、言ったよなぁ? 単騎でノアがもつ兵器とやらの群れに立ち向かったらどうなるか? まったく、そうだな。神とかいうヤツだってあのザマなら、お前なんざ一撃で汚い花火になっちまうだろうよ』 だが、それがいい。それでいい。 太股に染みた香水が、ジャガンに刻まれた傷跡をうずかせ、彼の笑みを誘った。 マクスウェルと同じだけ傷つき、同じだけ癒された裂傷を認めるに至って、双眸が狼を思わせて底光りする。 算術というわざは、魔法といいながら理論の要素が非常に強い。魔法使いは魔力を阻害する金属を嫌うとも聞くが、理論だった“計算”が、計算で出来た回路や何かで出来ているという金属の塊に効かない道理はない。 それなら、お前の命が完膚なきまでに消し飛ぶ攻撃力を、あの機械、ノアに『分配』してもらおうじゃあないか。あの術を発動するまでに死ぬならそれも良し。だが、生き残ったなら何度でも、何度でも何度でも何度でもだ。 いっそ、ひといきに肉片にされたほうがマシってな気分になるまで、あの男を使ってやろうじゃあないか――。 ようやっと、笑んではいても凍てついていた勇者の頬に、スライムベスのごとき血の色が戻って来る。 「せいぜい、地べたを這いずってでも生き残ってみせな。 それが出来たら、完璧な俺が支配者の座に君臨する、祝砲の役くらいは果たしてもらうぜ」 緩慢な時間の流れに置かれていた体を屈伸させながら、ジャガンは目の前の鉄塊を眺めた。 ……『KING』の一員だった男の世界では、過去の遺産。たとえ修理できても、燃料を食う点で無駄な存在と化していた戦車。 核の生み出した電磁波に焼かれてなどいない、別次元で生まれた搭乗兵器をためつすがめつする勇者の双眸は、揮発した酒精、エタノールによる軽度の充血を交えてか、黄色味がかって濁っている。 胸中の濁りを受け止めるだけの力を求めて、ぬらりぬらりと、光っている。 【一日目・夕方/D-2 森】 【ジャガン(主人公)@ドラゴンクエスト1】 [状態]:左太股に裂傷痕(処置済み)、嗅覚にダメージ、香水の強い匂い [装備]:レイピア(50/50)@魔界塔士、運命の剣@聖剣LOM、源氏の鎧@FF5 [道具]:支給品一式×2、太陽の石@DQ、レオパルト2(20/20)@秘宝伝説GOD、不明支給品0~2(確認済み、剣はない) [思考]:如何なる手段を持ってしてもノアを殺し、世界を支配する。 1:ノアのことを知っているヤツを探す。機工士に興味あり 2:もしも生き延びたら、マクスウェルはノアに対する人間爆弾に仕立て上げる [備考]:香水(セッティエムソン@FFT)がほとんどひと瓶、下半身の着衣に染み付いています。 どの程度の時間で匂いが消えるかは後続の方にお任せ。とりあえず、洗濯すれば余裕で消えます。 ※セッティエムソン@FFTは消費されました。D-2/森に、ふたつに割れた瓶が残っています。 【運命の剣@聖剣伝説 Legend of MANA】 マクスウェルに支給された。 ラピスラズリの珠魅(じゅみ)・瑠璃が携えていたイシュ白金製の剣。 どんなものでも斬れる力をもつと言われるが、その力はただ一度しか振るえない。 宝石泥棒編のラストシナリオ“ティアストーン”で真珠姫を連れて行くことを選ぶと、瑠璃から譲渡される。 【セッティエムソン@FINAL FANTASY TACTICS】 マクスウェルに支給された。 女性用香水の一種。装備すると永久ヘイスト・透明が付与される逸品。 ハイドラを密猟することで、毛皮骨肉店に陳列される基本のアイテムである。 【レオパルト2@サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY】 KING構成員に支給された。 強力な砲撃を行い、装甲で防御もできる戦車。砲弾によるグループ攻撃が可能。 装甲の防御は、使用したターンに盾効果(自分のみ:回避率70%)がつくというもの。 なお、GB版と比較して、性能などに差異がみられるということはない。 048 三者激動――(惨劇) 投下順に読む 050 ハートに巻いた包帯を僕がゆっくりほどくから 047 上手くズルく生きて 時系列順に読む 050 ハートに巻いた包帯を僕がゆっくりほどくから 018 安全牌を見極めろ/そもそもそんなものが存在する確率は? ジャガン 062 ジャガンは月輪に飛ぶ マクスウェル [[]] ▲
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【Mission The Abyssal Shelf】 開始:Supply Caravan / Sergeant Kaplunk 終了:Supply Caravan / Sergeant Kaplunk 条件: Gan arg Peon x20、Mo arg Overseer x5 Fel Cannon x5 をやっつける 鳥に乗って生産拠点を破壊します。爽快な気分になれます。 鳥の人に話しかけると、生産拠点グルグルコースに招待してくれます。 しばらく飛んで行くと、前方に見えてきます。 うまく狙って爆撃しましょう。焦ってはだめです。 Peonはあちらこちらにいるので狙うまでもないでしょう。 監督とキャノンはちゃんと狙いましょう。とくに監督は動いてますので。 ちなみに私は3回もテイクオフする羽目になりました。 自分の前に他の人が飛んでいるときは注意です。 爆撃にタイムラグがあるので、投げたところを根こそぎ持ってかれます…。 名前 コメント